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2023年11月9日

テレビ朝日SDGs×長谷工グループがコラボレーション
サステナブルをテーマにした賃貸マンションに
art to ART Projectによるコンセプトルームが完成

長谷工グループが手がける国内初※、建物運用時のCO2排出量実質ゼロを実現する賃貸マンションで、テレビ朝日のSDGsの取り組み「art to ART Project」とのコラボレーションが実現。art to ART Projectが空間演出を手がけたコンセプトルームや共有スペースが完成しました。

長谷工グループでは、既存マンションの価値向上と、新たな住まい価値創造に向けた研究・技術開発の更なる推進を目的として、もともと企業の社宅だった建物を全面改修。建物運用時のCO2排出量実質ゼロを実現する賃貸マンション「サステナブランシェ本行徳」(千葉県市川市 以下、本マンション)が9月に竣工となりました。本マンションでは全36 戸のうち13 戸が、新しい住まいの価値創造のための居住型実験住宅として活用されることが決まっており、省エネやウェルネス住宅、IoTなどそれぞれの部屋ごとに様々な企画・検証がおこなわれます。実際にその部屋に住まうことで得られるデータが、今後の研究・技術開発に活かされていく予定です。

「サステナブランシェ本行徳」外観

一方、テレビ朝日では、SDGsの取り組みのひとつとして、昨年4月から番組のスタジオセットから出る廃材を、別のアート作品として再びよみがえらせるプロジェクト「art to ART Project」を展開しており、ワークショップの企画・運営やフォトブースの空間演出などの施策を通じて、環境問題をより身近に感じていただく機会を提供してきました。

 このたび、「サステナビリティ」にフォーカスした双方の取り組みにそれぞれの担当者が共感し合うことで、共創の土壌が育まれ、実験住宅の中の1室および、共有スペースの玄関エリアを中心とした空間演出を、テレビ朝日が手がけることとなりました。

 「サステナブルアート」と題しておこなわれる今回の取り組みでは、双方から出る廃材が有効活用されています。コンセプトルームの空間演出には、テレビ朝日のスタジオセットで使われたパンチじゅうたんや、もともとマンション敷地内に生息していた松の木から採取された松葉が取り入れられています。また、居住者のための共有スペースの玄関口には改修工事の過程で出た廃材と、テレビ朝日のスタジオに飾られた生花から作ったドライフラワーやスタジオ演出の布などを象徴的にパネルの中に封入し、「サステナビリティ」をアートとして感じられる空間演出を実現しました。

松葉が建具のアートに

パンチじゅうたんと照明を組み合わせた壁面アート

松葉が練り込まれた壁紙

共有スペースのエントランスには松葉やドライフラワーが

建物から出た廃材と番組セットの装飾から出た廃材がコラボ

art to ART Projectでは、「住まい」という人の暮らしと直結する場所での展開を、今後も推進してまいります。

※ 2022年6月13日時点 ㈱ESP総研調べ(調査期間:2022年5月23日~6月6日、調査方法:「集合住宅またはマンション」「再生可能エネルギー」「リノベーションまたは改修」のキーワードによる公開情報検索および多面的な市場調査による)

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