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2023年10月3日

~SDGsスペシャル『再エネ革命!ニッポンの挑戦』放送!イベントレポート~

9月24日(日)、山口豊アナウンサーが長年取材を続けてきた気候変動と再生可能エネルギーに関する特番、SDGsスペシャル『再エネ革命!ニッポンの挑戦』が放送されました。同時に開催されたイベントとあわせて、山口豊アナウンサーのレポートです。

【気候変動対策のために一歩踏み出そう!】

 SDGsスペシャル「再エネ革命!ニッポンの挑戦」をパブリックビューイングするイベントが東京渋谷の公園で開かれました。イベントを主催したのは、気候変動対策を真剣に考える若者団体Media is Hope。会場には、多くの若者たちや、環境省、東京都、渋谷区という行政関係者、JCLPやJCIなど脱炭素や再エネ拡大を望む企業グループの方々、スポーツ界からはJリーグ関係者、そして、講談社FRaUやハースト婦人画報社、朝日新聞、東京新聞などのメディア関係者、さらには、次世代型太陽電池「ペロブスカイト太陽電池」の発明者でノーベル賞候補者でもある桐蔭横浜大の宮坂力教授など、多くの人が集まりました。みなさん、業種や世代は違いますが、「気候変動対策のために一歩踏み出そう!」という思いは一緒です。この日(9月24日)は、「みんなでつくろう再エネの日」として、日本記念日協会に登録されました。
 この夏の異常な暑さの背景に気候変動の影響があることは、イベント・アトリビューションという最新の分析手法で科学的に解明されています。また、IPCC(気候変動に関する政府間パネル)の第6次評価報告書は、地球温暖化は人間活動によるものであると断定しました。地震や津波などの自然災害は、その発生自体を止めることはできませんが、地球温暖化は人為的なものである以上、私たちの行動でそのスピードを緩めることは可能なのです。
 気候変動への具体的な対策を報じることは、次の世代へ持続可能な社会を作るための社会貢献です。また、再エネは気候変動対策になるだけではなく、地域と共生することで強力な地方創生策になり、新たな技術開発を促すことで日本経済の新しい成長分野にもなり得ます。今後も同じ志を持つ多くの方々と連携し、ライフワークとして、この取材を続けたいと思います。 (テレビ朝日アナウンサー 山口豊)

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